RED

 紅い瞳…燃えるような炎と同じ色。

花でたとえるなら、そう、彼岸花…緋い…曼珠沙華。
燃えるような真っ赤な華。

季節は、きっと冬…。

炎のイメージは遠いけど、普段のあの態度とか…クールさとか…
春も夏も秋もなんだか違って…どこか、真冬を感じて…

けどきっと冷たい雪なんかじゃなくて…冬の暖かいたき火…

馴れ合う気はないと、突き放した態度をとるくせに
いつも、みてるこっちが身を焼きそうな
熱い熱い…炎のように、戦うんだ。

「赤色…」

口に出してみれば、イメージそのままで…
他に例えよう何てなかった…。

その身体のどこに、あんなに熱い炎を隠してるの?

冷たいと思って触れれば…火傷するような熱さなのに

あの 真っ赤な炎は

瞳の中で…キラキラと…紅く光っている…。



あいつは赤

俺は青

まったく違う色…


だから 欲しくなる…

どうしようもなく 惹かれていく


ただ 叶うなら


あいつの側に…居たい…


この思いは 友達に似て…甘いけれど…

きっと それだけじゃない…




カイ→BLUE

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