満つる月

 紅い赤い血のような月、滴る光も血のように紅い光が地に落ちる暗闇と言うには明るいそんな夜

お子様な…と、言ったら相棒は怒るが早寝の相棒が眠ってしまってからふと輝くような月に光に

誘われるように、表にでてしまった…。

「満月か……」

 道理で、明るいわけだ…相棒によく似てる、あいつの優しさは淡い月の光のよう空に浮かぶ月は

届かない手に入らないモノ・孤独の象徴だと言うけど………。

 きっと違う、だって月の周りにはキラキラ光る星達がままたたいてる月はみんなに微笑みを落としてる

みなに優しい安らぎを与えてる。

 それに比べて俺はまるで、ギラギラと熱い太陽だ近づくモノを容赦なく燃やし尽くす激しさだけを持って

傷つけることばかりたやすい。

 本当に孤独なのは、太陽なのではないか、強すぎる光で周りに何も寄せ付けない

自分だけの輝きで、周りの光を消し去って側には、誰も、何も居ない孤独…。

「太陽の孤独……」

 もしかしたら、太陽の孤独を癒すのは太陽の光で輝く月なのかもしれない闇に浮かぶ月は

確かに太陽を見つめているから。

「相棒…」

 孤独で、温もりに飢えた心ごと抱くように自らの身体を抱きしめる。

そう、俺のだく心の震えを感じたように相棒は目を覚ます…。

「ん…どうしたの、もう一人の僕?」

 眠い目を擦りながら、あいつは俺の心を感じて目を覚ます…近すぎる存在。

「いや、何でもない」

 何を言えばいいのか、どう伝えればいいのか時折分からなくなる。

「君は、君だよ」

 だから、誰かと比べなくていいんだ。

「相棒?」

 意味が分からず首を傾げる。

「僕が僕であるように、君は君だから…」

 闇遊戯は、静かに声に耳を澄ませる。

「それに、僕には君が必要だから」

 君が居なかったら、僕はきっとあんなに信頼できる友達は出来なかったよ。

「君が居たから、今の僕があるんだ」

 だから、君は孤独なんかじゃないんだ僕には君が居て君には僕が居る。

「俺も、お前が居たから…今の俺があるんだ」

 そう言って、強く抱きしめる。

「みんなが居るから、僕たちは強くなれるんだよね」

 ぎゅって、存在を確かめるように抱きしめ返す。

「そうだな、みんなが居るから…俺達は、戦える」

 強くなれる。

「うん」

 僕たちは、お互いが必要で…友達も居て…だから、一人なんかじゃないんだよ。






 太陽はギラギラと熱いけど

 太陽がなかったら 人は皆凍えて死んでしまうよ

 植物達は 枯れてしまうよ

 月は 輝いたりしないよ

 だから みんな君が必要なんだよ

 君のせいで 傷ついたりしないよ

 大事なんだ

 みんな君のこと 大好きなんだよ



                               END


 なんだろね、よく分かんない…。
書いてる人がよくわからないモノを、読んでる人が分かってくれるんだろうか?
どうも、表を書いてると…精神面を、書きたくなるけいこうがあるみたいで。

読んで下さった方には、感謝です。

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