――― いつか帰る場所
いつか俺が帰る場所
探してる ずっと
一体何処にあるのか分からないまま
本当にある?
不安になりながらそれでも望む
大切なモノ
そ
ば
あの子の居る場所
家なんて帰る必要が無い雨や風が防げればなんでも変わりになる
住んでるとか言ってもただの住処みたいなもの動物みたいに
ガランとしたあの空間は慣れた孤独感をあおるだけで
無意味にただただ広すぎる家眠るだけの自分の家なんて必要無い。
自分の居場所?
憎むことに染まった心は何も感じない闇色
何かを命がけで大切にした事も何も無い空っぽの心
安心できる所など無くて残酷な現実は常にやってきた
夢さえ見る事も無く生き抜く本能ばかりが働く
全てをなかったことに出来ないなら
生きる苦しみを終わせてしまおう
本当は願っていた全てが壊れる日を。
けど飢えて乾いた心は
癒されることを望んで
いつのまにか気づかないうちに大切な人を探してた
そして俺は・・・
あいつをあの子を見つけた
人に憎まれながらも
純粋で穢れを知らなくて
触れられることを拒む
失うことを恐れる
闇の中でも失われることのない光
至高の輝き
あの子の側が
俺が見つけた帰れる
暖かい場所
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